Part 4 — 説明文問題
この Part は何を測るか
Part 4 は Part 3 と同じく 3 設問形式ですが、各題は会話ではなく 1 人の話し手による短いトーク(モノローグ) です。トークは 1 度だけ流れ、3 つの設問(各 4 択 A〜D)が冊子に印刷されています。
トークは 10 本、合計 30 問 です。
タイプはアナウンス、広告、留守電メッセージ、ニュース、交通・気象情報、自動応答メッセージ、職場のプレゼンなど。
問題のかたち
交通情報の放送の後、たとえばこう問われます:
Where is the traffic jam located? What does the speaker suggest listeners do? What time will normal traffic resume?
中核となる戦略
1. トーク開始前に、必ず 3 設問を先読みする。
Part 4 の先読みは Part 3 以上に重要です。1 人の声を長めに聞き続けるからです。何を聞くべきか分かっていない 60〜80 語のトークはぼやけてしまいます。3 つの設問を頭に入れておけば、同じ音声が「目標のあるサーチ」になります。
2. トークのタイプは冒頭で判別する。
最初の一文がほぼ必ずタイプを教えてくれます:
- "Welcome, passengers. Your attention, please…" → 公共アナウンス
- "You've reached the office of…" → 留守電・自動応答
- "Today's special offers include…" → 広告
- "Reporting live from downtown…" → ニュース
- "Our next speaker this morning…" → 会議・イベント紹介
タイプが分かれば典型的な構成も、どこに何の情報が出るかも見当がつきます。
3. 「目的—詳細—行動」の 3 部構成を聞き取る。
ほとんどの短いトークは予測可能な弧を描きます:
- 目的・場面設定:何の話か
- 詳細:固有名詞、数字、日付、場所などの具体情報
- 呼びかけ・締め:聞き手は何をすべきか、次は何が起こるか
設問 1・2・3 はしばしばこの 3 ゾーンに対応します。地図として使い、重要情報の到来を予測しましょう。
4. グラフィック設問は事前にグラフィックを読み込む。
Part 3 同様、Part 4 にもスケジュール、図表、地図、メニューが付くことがあります。音声前にグラフィックとラベルを把握し、聞きながら「特定のセル・項目」に音声内容を当てはめます。
5. トーク間の「間」を活用する。
トーク間には自然な間があります。現在のトークの解答を確定させ、次のトークの 3 設問を即座に先読みします。空いた時間は一切無駄にしないこと。
よくある罠
- 近接した数字。 トークには時間、日付、価格、部屋番号など複数の数字が出ることがよくあります。不正解はわざとそれらを混ぜます。先読みの段階で「どの数字がどの設問に対応するか」をメモしましょう。
- 含意される情報。 imply や suggest を問う設問では、明示されていない情報を発言から推測します。たとえば "Unfortunately, we had to move the event indoors" は、元々は屋外だったことを含意しますが、それは直接述べられていません。
- 「目的」と「内容」の混同。 "What is the purpose of this announcement?" と "What information is given in the announcement?" は別物。前者は「なぜ存在するか」、後者は「何が述べられたか」。区別しましょう。
- 古い/関係ない詳細。 変更を述べる場合があります:"The north entrance is under renovation, so please use the south entrance." どちらの入口を使うか問われたとき、最初に出た入口を選ぶと誤答です。
よく出るトークのタイプ
- 留守電メッセージ: 誰が、なぜ、聞き手にどうしてほしいか
- 広告: どんな商品・サービス、特典、行動の取り方
- ニュース・天気: メインストーリーや予報、関連数値、聞き手への助言
- アナウンス(空港・駅・職場): 場所・方向、時間的な情報、指示
- 人物紹介: 紹介される人、経歴、これから話す内容
- 職場連絡: 方針・スケジュール変更、対象者、必要な行動