Part 3 — 会話問題
この Part は何を測るか
Part 3 は 2〜3 人の会話を聞いて関連する設問に答える形式です。1 つの会話に 設問 3 問、各設問に 4 つの選択肢(A〜D)が冊子に印刷されています。
会話は 13 本、合計 39 問 です。
会話は同僚同士、客と従業員、専門家同士——常にビジネス・職場の文脈で、スケジュール、物流、職場の問題、計画、依頼などが話題になります。
問題のかたち
マネージャーと従業員がプロジェクト納期について話す会話の後、設問は次のような感じ:
What problem does the man mention? What does the woman suggest doing? What will the man most likely do next?
3 問とも同じ会話に関するものです。
中核となる戦略
1. 会話が始まる前に、3 つの設問をすべて先読みする。
これが Part 3 で最も投資対効果の高い習慣です。前の設問が終わってから数秒の余裕があります——そこで 3 つの設問(選択肢ではなく、設問だけ)を読みます。何を聞き取るべきかが分かれば、受動的なリスニングが能動的なサーチに変わります。
設問 1 が "Where does this conversation take place?" なら、場所のヒント——背景音や建物・部屋への言及——に注意。設問 2 が "What does the woman ask the man to do?" なら、女性の依頼に集中。
2. 設問は会話の時間順に並ぶ。
ほぼ常に、設問は会話の時系列に沿って並びます。設問 1 は冒頭付近、設問 2 は中盤、設問 3 は結尾——特に "What will the speaker probably do next?" 系。この構造を使って常に「自分の位置」を把握しましょう。
3. 最初のやり取りで「設定」を掴む。
会話の「誰が・どこで・何の話か」は、最初の 2〜3 行でほぼ提示されます。冒頭は特に集中。ここを逃すと、後がぐっと辛くなります。
4. グラフィック付き設問は事前準備が肝心。
スケジュール、フロアマップ、価格表、メニュー、図表などのグラフィックが付き、"Look at the graphic. Which [item] does the speaker mention?" と尋ねる設問があります。音声が始まる前にグラフィックとラベルをしっかり把握しておきます。
5. 「先回り」する——回答しながら次の設問群を読む。
ある会話の設問 3 に答え終わったら、すぐに次の会話の 3 設問を読み始めます。設問間には短い間があります。先読みできた時間はそのまま回収した時間です。
よくある罠
- 音声に出た単語をそのまま使ったダミー。 不正解には、たった今聞いた語句がそのまま入っていることがよくあります。それを誤った主張にくっつけてあります。"The deadline is Thursday" と聞いた直後の "Thursday is a company holiday," は典型例。正解はパラフレーズ(言い換え)であることが多いです。
- 「表面の話題」と「実際の目的」のずれ。 "Why is the man calling?" で、表面の話題に合うように見える選択肢が、本当の目的を外しているパターン。about a delivery に関する電話でも、本当の目的は to cancel an order かもしれません。意図の核を捉えましょう。
- 「次の行動」設問は最後まで聞く。 do next や probably do を尋ねる設問の答えは、会話の最後にあります。会話の途中で起きたことではなく、最終的なやり取りや表明された予定で判断します。
- 3 人会話の話者の取り違え。 3 人の会話もあります。設問は the woman、the first man、the second man のように指定することも。最初から誰が誰かを把握しましょう。
重点的に押さえる語彙
- スケジュール: available, book, cancel, confirm, reschedule, slot
- 問題: behind schedule, budget overrun, delay, shortage, technical issue
- 依頼: arrange, coordinate, follow up, look into, take care of
- 職場の役職: receptionist, supervisor, technician, representative, contractor
- 物流: delivery, inventory, shipment, supplier, warehouse