Part 2 — 応答問題
この Part は何を測るか
Part 2 では、聞こえてくる質問や発言に対して最もふさわしい応答を 3 つの選択肢(A、B、C)から選びます。写真もなく、テスト冊子に文字情報もありません——音声だけ。
問題数は 25 問 です。
文単位の聴解力——何を尋ねられているか、どんな返答が適切か、論理が通っているか——が問われます。
問題のかたち
聞こえてくる: "Where did you put the quarterly report?"
続いて:
(A) It's on the conference table. (B) I finished it last Tuesday. (C) About twenty pages long.
正解は (A)。質問は場所 (Where) を尋ねています。(B) は完了時期、(C) は尋ねられていない「分量」に答えています。
中核となる戦略
1. 最初の 2 語で質問のタイプを判別する。
ほとんどの疑問文は冒頭で答えのタイプを示します:
- Where → 場所
- When → 時間・日付
- Who → 人・役職
- Why → 理由
- How long / How often / How much → 期間・頻度・量
- Which / What → 自由式——最後までしっかり聞く
- Do / Did / Have / Is / Are / Will → Yes/No または確認
タイプを判別した瞬間に、構造上ありえる応答が決まります。選択肢を聞き終える前に 1〜2 個を消せることもあります。
2. 繰り返しの単語に騙されない。
Part 2 で最も多い罠は、質問の中の単語をそのまま反復する選択肢が、別のことを答えているパターンです。"When is the meeting?" に対して "in the meeting room" と含む選択肢は、関連がありそうに聞こえても Where に答えていて、When には答えていません。反復語はしばしばダミーです。
3. 間接的・予想外の答えも受け入れる。
Part 2 では自然な会話表現を扱えるかが問われます:
- 質問に質問で返す:"Did you call the client?" / "Didn't Sarah say she would?"
- 婉曲的な否定:"I haven't checked yet."
- 他者への振り直し:"You'd have to ask Mark about that."
yes や no で始まらなくても、会話の論理として成り立つ応答は正解になり得ます。間接的だからという理由で消さないでください。
4. 「質問に答えていない」選択肢をまず消す。
自問しましょう——この返答は質問の内容に向き合っているか? "Would you like to reschedule the call?" に対して "The call went very well," は、時制も対象も違うので削除。
5. 消去法を積極的に使う。
選択肢は 3 つだけ。1 つ消せば 50%、2 つ消せば残り 1 つに絞れます。迷ったら最も明らかに間違っている 1 つを消し、残り 2 つから決断しましょう。
よくある罠
- 間接疑問文(埋め込み疑問)。 "I was wondering if the project deadline had changed" は文法上は平叙文ですが、機能としては情報要求です。疑問文として扱いましょう。
- 付加疑問文。 "The printer is out of paper, isn't it?" は確認・否定を求めています。正解は、平叙文の中心的な主張に同意 or 反対するものです。
- 否定疑問文。 "Haven't you submitted the form yet?" は混乱しやすい。Yes は「提出した」、No は「まだ提出していない」。一呼吸置いて処理しましょう。
- Yes/No 疑問文の時間関係。 "Did you already send the invoice?" に対し "I'll send it tomorrow" は「まだ送っていない」を含意し、no と直接言わなくても正解になり得ます。
押さえておきたい疑問パターン
- Wh- 疑問文(who, what, where, when, why, which, how)
- Yes/No 疑問文
- 否定疑問文("Isn't it…?"、"Didn't you…?")
- 選択疑問文("Would you prefer X or Y?")
- 付加疑問文("…, right?"、"…, won't she?")
- 提案型疑問文("Why don't we…?"、"How about…?")
- 間接・埋め込み疑問文("Could you tell me where…?")
- 依頼・問いとして機能する平叙文